世界遺産写真館1.サマルカンド-文化交差路1(ウズベキスタン)
世界遺産写真館第1回はウズベキスタンの世界遺産「サマルカンド-文化交差路」を紹介します。
サマルカンドは中央アジアの砂漠&ステップに花開いたオアシス都市で、「青の都」「イスラム世界の宝石」「東方の真珠」等々の異名を誇るとても美しい都市。
『西遊記』三蔵法師のモデルである玄奘や、ヨーロッパから南アジアにかけて大帝国を築いた大王アレクサンドロス3世も絶賛したと伝えられています。
残念ながらその頃の街はチンギス・ハーンのモンゴル帝国に破壊されてアフラシャブの丘に埋もれてしまいましたが、ティムールが世界一美しい都を目指して再興した新都サマルカンドがいまに伝えられています。
ただ、現在の街並みは「青の都」というほど町全体が青に彩られているわけではありません。
青が残っているのはモスクやマドラサ(神学校)・廟といったイスラム建築。
そんな中でもっともサマルカンドらしい建物といえるのがレギスタン広場、シャーヒ・ズィンダ廟群、グリ・アミール廟でしょう。
これらは外観が美しいだけでなく、細部の細部まで繊細な装飾が施されていて見る者を強く惹きつけます。
■世界遺産データ
サマルカンド-文化交差路
Samarkand – Crossroad of Cultures
ウズベキスタン
2001年、文化遺産(i)(ii)(iv)
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サマルカンドの写真は次回に続きます。